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┃シリーズ"斎" 1 花々の残像 ┃ 23
■Comics Data

●収録作品●
梛の群れ (ナギノムレ)
花々の残像 (ハナバナノザンゾウ)
永遠のあなたへ (エイエンノアナタヘ)
回転時間 (カイテンジカン)
籠の鳥 (カゴノトリ)
・書き下ろし 4頁


●発行●
秋田書店 プリンセスコミックス
●発行年月日●
平成7年5月10日 初版発行
●ISBN●
4-253-07766-8
●価格●
390円+税

■Review
“きれいな気持ちになれる本”

"妬み"、"拒絶"、"後悔"、"過ち"、"逃避"・・・
誰の心にも存在する負の部分 。
そんな気持ちも、いずれ消える場合もあれば
一人だけではどうしようもなくて
望まない方向に行きそうなときもある・・・

傷ついているのはこの世に存在する人や、かつて人であったもの。
彼らを癒す力を持つ、無垢で純粋な少年・斎が人の世で動き出す。

斎の優しい笑顔を見ているだけでも「十分癒された〜」と思うときもあります。
読んだ後に浄化された気分になりたい方には特にオススメの1冊です。


この説明より下の部分に裏レビュー=ネタバレ感想が存在します。
上記のレビューよりも長いです(笑)
ご覧になる場合は以下の方法でお願いいたします。
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Bこの説明文の下の部分をマウスでドラッグ
共に文字と背景が反転(?)し、青地に白字が表れます。



斎第1巻!なんていい色の表紙なのでしょうvvv
あんな色使いができるようになりたいぃ・・・


■梛の群れ■
ほとんど努力しないで何でもできる人ってうらやましいです。
勘とか運とかに頼って生きていけるといいな〜と思います。
でも高飛車は勘弁ですわ!!!
私だってきっと竹村姉と同じになりますよ;

小さい頃の自分の世界が本当に狭いものだったんだ、という感覚は最近よくわかります。
人の目が結構気になる子でした。
親は「そんなの気にするな」っていってもその感じって分からなかったんですけど、
今ではそーゆー言葉をもらったら「そうだよね!」と自信もって言えます。

竹村姉は最後のシーンでグランドで空を見上げてますよね。
あのあとが気になりますが、確かにぴったりな演出です☆
彼女はもう、前向きに生きていけますねー。

この話読むとホットケーキ食べたくなるのもまた事実だったり・・・(笑)


■花々の残像 (ハナバナノザンゾウ)■
環境に恵まれないときってあります。
それは大人のせいであるときが多いと思います。
例えばどんなに苦しいときでも、
それを乗り超える力を親が教えてあげなければいけないと思うのです。

生きていることに価値を見出せない野木君は、百日紅の彼女に会う運命だったのでしょう・・・
  ただ待つことだけに生きる意味を持つ
あまりにもシンプルすぎて、信じるという心のあり方を忘れかけていた野木君が見た
百日紅の彼女と将校さんの夢がステキでした。
百日紅を抱いて涙する野木君にもらい泣きしてしまいました!

72ページで百日紅の記憶を読んだ斎に
「おまえ・・・・・・わかるわけ?そういうの少しは」
と言った野木君に対しての斎の一言。
「少しはね」
・・・って謙遜しすぎだー!いつきー!
でもそこがイイんだけどねvvv


■永遠のあなたへ (エイエンノアナタヘ)■
クラスではいつも周りの目を気にする少女・小阪みずほ。
斎のクラスに来た教育実習生の木田先生。
違う時間を過ごしていた2人。
それぞれのちょっとした後悔と思い出が斎によってつなぎ合わされる・・・

さちみ先生は接点のない2つのストーリーを、一つの作品の中で最終的にまとめ上げる
という構成を得意とするように感じる話が多々あります。
このタイプは勢いで読んでしまう私にとってつらい部分があり;
一度だけでは読み取りきれません!!すみません!!!
なので何回も読み返します。
するとなんと、すごーくうまい構成になっていることが分かった瞬間に出会い、
かなり感動します!!!
そして「何でこんないい話が一瞬でわかんなかったんだろー;」と思うわけです;;


■回転時間 (カイテンジカン)■
親って大事だなぁ・・・と実感します。
友達も大事だなぁ・・・と思います。
信じる相手がいれば、"その人のために"というステキな気持ちになれるからです。
相手も大切にして、自分も大切にして。

時間取り戻したいという一成君の気持ちはよーくわかります。
私もそう思うときがたくさんあるので・・・;
でもそれができなくて良かったと思う時もまたたくさんあります。
幸せなときは特に。
自分のいる場所で一生懸命になれることがあれば、いつだって楽しいんですけど、
なかなかそれに気づかないときが多いのです。
取り戻せないものって大切ですね。


■籠の鳥 (カゴノトリ)■
緋沙子様〜!さちみ先生のお人形さんのように美人な少女がすっごい好きなんです!!
一度でいいから描いてみたい・・・vvv

日常生活で動くことすらできないお嬢様の緋沙子。
日常生活がつまらなくて学校サボりがちのみちる。
立場の違う2人の少女たちの願いは同じでした。
「自分を愛してくれる人と2人で鳥になって飛んでいってしまいたい・・・」
私もどこかに飛んで行きたいです。ホントに(笑)。

今回みちるに説教する斎が、いつになく真剣で、若干怒ってる風に見えました・・・
いや。気のせいだとは思いますが、凛々しかったもんで///
自分が何でもできると理解したみちるが積極的になった姿がすごくいいです!
心が素直な子って感じですね。
だから純粋に信じる心を持っていた緋沙子お嬢も、みちるに同調したのかな〜と思いました。

救われた緋沙子様、最後のシーンでは涙でした。
彼女の分も含めて、みちるには幸せな笑顔でいてもらわねばなりませんっ!!(義務?)






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